MRSA感染

murakoujin2006-03-27

冷気

風も無く 南に弦月

鳥がさえずり

冷気みなぎる

東は朱に染まり

太陽は何と言って・・・

出た。

ニワトリはコケコッコーと

鳴き競う

今日も一日有難うございました。



ΜRSA感染症

 MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌、Methicillin-Resistant Staphylococcus Aureusの頭文字をとったもの)とは、種々の抗生物質に効かなくなった多剤耐性の黄色ブドウ球菌のきことです。
 このMRSAによる感染症としては肺炎、敗血症、腸炎髄膜炎、胆管炎などがありす。

 MRSA感染症は1961年に英国で最初に発見され、その後全世界に広がりました。日本でも1980年初期から全国に蔓延し、残念ながら大半の病院で病院の内部に住みついております。MRSAは0.5〜1.5ミクロン(1ミクロンは1000分の1ミリ)の大きさです。グラム陽性(グラム染色で青色に染色される)の球形の菌(医学用語で球菌と呼ぶ)です。


 高齢患者、免疫不全患者、手術患者、IVH施行患者、気管カテーテルや気管内に挿管している患者、未熟児、新生児や外傷患者など抵抗力が弱い患者さんなどです。

 黄色ブドウ球菌は非常にありふれた菌で、私たちの髪の毛や皮膚、鼻の粘膜、口腔内、傷口などによく付着しています。しかし、黄色ブドウ球菌は、基本的に弱毒菌のため、私たちの抵抗力がしっかりあれば、特に重症化することはありません。

 MRSAはこの黄色ブドウ球菌の仲間で、性質は黄色ブドウ球菌と一緒ですが、耐性遺伝子を持っています。どういうことかというと、抗生物質(菌を殺す薬)が効きにくくなっているのです。
 その為、治療が思うように進まず、患者の抵抗力だけが頼りになる場合が多いのです。重症化すると、敗血症、髄膜炎、心内膜炎、骨髄炎などに陥って死亡する事も少なくありません。
 では、どういった場合に重症化するのかというと

*気が付かない時が大変。

*特に肺炎、患者が弱っていると熱が出ない。

*熱が出ない肺炎で亡くなる事が多い。肺炎と気が付いた(医者)時にはもう手遅れ。

* 対応 患部にEG入れ、MRSA菌(VRE菌・他の菌)ヌく