オランド氏の双肩にかかる

最後のチャンス 

最も恐ろしい統計は失業率だ。15〜25歳の若者層の失業率は、ギリシャとスペインで51%、ポルトガルとイタリアで36%、アイルランドで30%に上っている。

フランスはマシな方だが、同国でも状況は悲惨で、若者の5人に1人が失業している。

 人々がこの状況に永遠に耐え続けると思えるだろうか?答えはノーだ。それよりはるかに可能性が高いのは、先の選挙で見られた抗議票が繰り返されることだろう。

 ニコラ・サルコジ氏は、ユーロ圏でこの1年余りの間に政権の座を追われた8人目の首脳だ。