世界史の大転換

佐藤 優氏
宮家 邦彦氏
フーチ 75%
  ホスト冷戦の終わり、甦るナショナリズム

社会主義革命の恐れがなくなり、「ポストモダン」の混在する世界
・トランプ現象は世界で渦巻く大衆迎合主義の「アメリカ版」
・「パナマ文書」が火をつけたタックスヘイブン問題の論点

ISを排除しても中東情勢は安定しない

・巨大モスクの建設が象徴するエルドアン大統領の野心
・「アラブの春」以降に起こった民主化からの逆行
・民主的な選挙が民主化を遠のかせるパラドックス
・西側諸国への「世界イスラム革命戦争」がついに始まった
中央アジアは「第四次グレートゲーム」の主戦場
・麻薬販売の犯罪組織とイスラム過激派が結びつく地域
・欧州の悲劇に乗じてイスラム教徒を弾圧する中国

「国境のない欧州」という理想はテロで崩れるか

・「国境のない欧州」という理想はいまは風前の灯だ
・イギリスのEU離脱と「パナマ文書」が関係している?
トランプ現象に襲われたアメリカの光と闇
・ついに現れたアメリカの「ホームグロウン・テロリスト」
・「本来のアメリカ人に権利を取り戻す」という言葉の魅力
・トランプとサンダースに共通した「妥協を排す純粋主義」
アメリカから戦略らしい戦略が消えたポスト冷戦期