脳内ホルモン

K・リゾレシチンについて
 これら2つのレシチンに比べ、K・リゾレシチンはリゾレシチンにさらに各種ビタミンや特殊栄養素を加えることにより、摂取後わずか10分〜15分ほどで「血液脳関門」を透過し、脳神経細胞に吸収されて、脳内ホルモンの分泌促進やバランスをとることに成功したのです。

 リゾレシチンはアルコールやタバコと違って、脳細胞や血液をはじめ臓器や組織にとって、なくてはならない生命の基礎物質ですから極めて健康的で、しかもこれが素早く脳細胞や体内に吸収されることは非常に意味が深いわけです。

 このリゾレシチンに特殊栄養素を融合させ、より消化吸収力をアップさせたのがK・レゾレシチンです。このK・リゾレシチンは低分子で脂溶性であることから、本来なら通貨しにくい「血液脳関門」を容易に通過でき、脳細胞に対する活性力が素早く、かつダイナミックになりました。

 「血液脳関門」は、脳の健康をまもるため、有害なものや不要なものが脳内に入り込まないようにバリア状の関門を設けてガードしているのです。
 K・リゾレシチンは正規の「通行手形」を持っていますので、これを摂取すると、血液(血管)や内臓はもちより、神経系に及ぼす機能がすみやかに増大しますので、心の病をはじめ、体質の改善や性格の改善、老化予防、認知症予防などに大いに期待できるわけです。

脳神経線維先端の全シナプスにEg入れる。

K・リゾレシチン神経伝達物質
アセチルコリンGABAドーパミンセロトニン産生遺伝子にEgいれる。

 神経伝達物質というのは、興奮時に神経細胞の突起から放出されて、他の末端の興奮を刺激したり、抑制したりする化学物質のことです。人間の神経細胞や神経線維の膜組織にとって最も重要な神経伝達物質には、神経の興奮を抑え、安定させる働きのあるGABや、ドーパミンセロトニンなどがあります。

 神経細胞から出ている神経線維の先端には、シナプスというスイッチ式の突起があり、これが他の神経細胞と情報交換をおこなっています。

 シナプスの数は、1個の神経細胞で20万個、脳全体で10兆から20兆にもなります。このシナプスがコンピューターのスイッチの役目をして、記憶を貯えたり、思い出したり、情報を分析するなどの処理を行っているのです。

 精神障害児やボケ老人の場合は、このシナプスの数が極端に減少し退化しています。

 K・リゾレシチンをとると、このシナプスがどんどん発達すると同時に、脳内ホルモンのドーパミンセロトニンが分泌され、しかも脳がアルファ波に支配され、脳細胞の働きが活発になり、集中力や記憶力、学習能力が増してきます。

 つまり、神経細胞や神経線維が含まれるK・リゾレシチンが多ければ多いほど、神経の安定度が増し、落ち着きが出てストレスに対する抗体ができてきます。

 K・リゾレシチンを多くとっていると同時にアセチルコリン以外の神経伝達物質ドーパミンセロトニンGABAまでが1.2〜1.8倍にまで増大するのです。

PS・K・リゾレシチン

 PSとは「ホスファチジルセリン」といい、一般的に言えば脂質の仲間ですが、レシチンと同様、水溶性と脂溶性の両方の特質をもつリン脂質の一種です。

生物の細胞膜を構成する重要な成分であるリン脂質の中でもPSは、脳の神経細胞膜に多く含まれていて、生命維持活動のためのエネルギーの代謝神経伝達物質の放出やシナプスの活動、情報伝達などに深く関与しています。